Stay Safe 疑わしきは、使用せず
化粧品を購入するとき、成分を確認されたことはありますか。
近年、サンゴ礁破壊の原因と考えられる日焼け止め成分が一部の国で禁止されたり、”パラベンフリー”と記し、防腐剤不使用を明示した製品などを店頭で見かけるようになりました。
ニールズヤード レメディーズは創業から一貫して肌と環境へ負荷がかかることを避けています。上質なハーブや植物由来成分、エッセンシャルオイルを厳選し、それぞれの効果が最大限に発揮できるように成分配合を行っています。
それだけでなく、科学的に人や自然にとって安全と証明されていない成分も、一切使用いたしません。
ここでは、私たちが使用しない成分とその理由をご説明します。
10 Ingredients
We Avoid and Why
10の使わない成分と理由
モノエタノールアミン/ジエタノールアミン由来成分
泡立ちをよくするために使用される界面活性剤の一種ですが、発がん性物質が懸念されている成分です。ハンドウォッシュやシャンプー、ボディウォッシュを購入する際に、コカミドDEA、ラウラミドMEA、 リノレアミドDEA、 オレアミドDEA といった成分を確認してみてください。
エデト酸(エチレンジアミン四酢酸)
金属イオンに絡みつくキレート剤。製品の不純物を取り除き、配合成分のバランスを整えて製品の劣化を防ぎます。しかし生分解性が悪いため、ニールズヤードではエデト酸ではなく、生分解できる類似の作用を持つ成分を代用しています。
パラベン
化粧品に多用されている合成の保存料で、安全性が危惧され、エストロゲンに類似した作用を引き起こすことに関心が寄せられています。成分を確認される際は、メチルパラベンといった、語尾がパラベンで終わる名称で記載されています。
フタル酸
製品に柔軟性を与え形を保ちやすくする成分。ヘアスプレーやマニキュアなどに配合されたり、製品の香りの持続性を保つための溶剤として香水などに配合されています。しかし強い毒性を持つため、EUでは使用禁止になっているフタル酸もあります。ニールズヤードでは、万一のことを考慮し、すべてのフタル酸成分の使用を自ら禁じました。
シリコン
多くのヘアケア・スキンケア製品に配合されている皮膚柔軟剤で、製品になめらかなテクスチャを与えます。
しかし肌表面に膜をはり肌本来の機能を妨げ、汚れ・皮脂・肌に必要な細菌を閉じ込めるため、肌を過敏にすることがあります。
ニールズヤードでは、同様の効果を実現するうえで、植物油、植物由来のバターやワックスを代用しています。
遺伝子組み換え原料(成分)
長期使用時の影響が十分に分かっていない遺伝子組み換え原料。多くの遺伝子組み換え原料は、殺虫剤耐性を期して生み出されたものですが、ニールズヤードは、農薬の影響を残さず、野生の生態系も守るオーガニック農耕を支持しています。
合成香料
全成分リストで「香料」という名目で一括分類されているものの中には、アレルギーや喘息の引き金になりうる合成香料も存在します。
ニールズヤード製品の香りは、すべて100%ピュアなエッセンシャルオイルの香り。全成分リストには、天然の植物性香料とご理解いただけるよう、「香料」とひとくくりにせず、配合したすべてのエッセンシャルオイルを個別に表示しています。
ジブチルヒドロキシトルエン
石油系由来の酸化防止剤。安全性や発がん性物質の可能性に関する科学的な議論が、結論に至らぬまま、取りざたされています。また水域環境にも有毒です。
ニールズヤードでは、ビタミン豊富な原料をもちいて、抗酸化作用を実現しています。
鉱物油
多くのベビーオイル・バームに見られる鉱物油は、石油由来の原料。つまり、環境に負荷をかけることで得られる資源です。
ニールズヤードのベビー製品は、栄養豊富なヒマワリ油をベースに作られています。
トリクロサン
抗菌剤、防腐剤としてデオドラント・発汗抑制製品やマウスウォッシュ、歯磨き粉などに配合されています。抗生物質に対する耐性を生み出す可能性を示唆する研究もあります。
ニールズヤードのデオドラントロール(日本未発売)には、皮膚をきれいに整える作用を持つ、植物由来のシキミ酸を配合しています。
You Are What You Use 肌につけるものや、身体に入れるものだから
肌につける化粧品は食事と同じように、そのまま肌の内側へ浸透し、あなたの体の一部になります。
だからこそ私たちは肌に負担がかかる成分は一切使用せず、ビタミンやアミノ酸など、美容効果の高い成分をより多く含むオーガニック植物にこだわっています。それは化粧品から、ハーブティに至る製品すべてにおいてです。
安心して長くお使いいただくために、ニールズヤードはこれからも効果と肌への優しさを第一に考えた製品づくりを行います。